塩ビ管:ダクト本体になる
スピーカ:騒音源,制御音源
マイクロフォン:リファレンスマイク、エラーマイク
マイクロフォンの校正を行い、特性が同じマイクロフォンの組を選定しておく.
チーズの画像部分にマイクロフォンを取り付けるため,10mmの穴を開ける. ここでは,木工用のドリルを利用して穴あけを行っているが,通常のドリルでも問題ありません.
穴の開け始めはゆっくりと開けはじめないと塩ビ管が欠けたり,ヒビが入ったりするので注意する.
清掃口の内径とスピーカの外径がほぼ同じであるので,ホットボンドを用いてスピーカを清掃口に接着します.
清掃口にホットボンドを適量(内径一周)塗っておきます.
清掃口をスピーカに被せてスピーカと清掃口を固定します.
先ほどあけた穴にマイクロホンを入れ,マイクロホンが内側に飛び出さないように注意してホットボンドで周囲を固定します.
チーズに先ほどスピーカを取り付けた清掃口を差し込みます. 最後までしっかりと差し込みます.最後はかなりきついですが,がんばって差し込んでください. 差込がゆるいと,次のスピーカ線用の穴を開ける際に,スピーカに干渉してしまうかもしれません.
スピーカユニットを差し込んだら,両脇からスピーカ線用の穴を開けます. ここでは,直径2mmのドリルで穴あけを行いました. この実験装置では,チーズの端面から9mmほどの位置に穴を開けています. あまり出口側(差込口側)にあけると,清掃口のねじ部に開いてしまいますので注意してください. また,スピーカユニットの差込がゆるいとスピーカ自体に干渉してしまうかもしれませんので,合わせて注意してください.
穴が開いたら,スピーカ線を入れスピーカに接続します. 今回のスピーカには+マークがあったので,それに合わせ赤コードを接続しました. スピーカの極性を合わせるために,必要となるスピーカユニットは同じ配線になるように気をつけてください.