授業

第1回(2013.11.7) 概要〜第1章 システムを状態方程式で記述する(線形化は割愛)

この授業の目的:与えられた物理系に対して、最適制御系を設計できるようになる

第2回(2013.11.15) 第2章 システムの応答と安定性

第3回(2013.11.22) 第3章 可制御性(3.3可制御性とその条件), 第5章 極配置法(5.1 フィードバック係数ベクトルを直接計算する)

レポート#1, #2 を返却しています。必ず持ち帰って復習しておくこと。

#################### 以下は去年の情報です(随時更新します)###################

第4回(2012.11.30) 第6章 最適レギュレータ §6.1 評価関数と最適制御

  1. 今日の目標:1次系(状態変数がスカラ)の場合に、最適レギュレータ問題を解けるようになる
  2. 古典制御(極配置法ほか)では、安定性(制御性能)と制御入力の大きさ(コスト)のトレードオフをとることが困難
  3. 評価関数の意味: 最小化が可能(自乗和なので0以上、微分可能)、重みの調整 = トレードオフ
  4. 評価関数Jを最小化する状態フィードバックfを求める ... Jをfで微分して0とおく→fに関する二次方程式→閉ループ系が安定となる解を選ぶ
  5. 最適レギュレータ問題(最適制御問題)の一般の場合(状態変数がベクトルの場合)
  6. その解:代数リカッチ方程式 ... fの2次方程式との関係

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第5回(2012.12.7) 第6章つづき〜 §6.2 重み行列と正定・半正定、§6.3最適制御系の安定性

  1. レポート#4の復習: Jの最小化は、閉ループ系の安定性が前提
  2. 行列へ拡張: q→Q≧0, r→R>0 (R≧0としないのは、最適解が定まる(解が発散しない)ようにするため)
  3. (半)正定行列の定義
  4. 対称行列の固有値と正定性の関係(演習6.6) ... 定理※
  5. (対称行列の固有値はすべて実数(演習6.8))
  6. 定理※の証明の概要
  7. リカッチ方程式を解く(数値例により、解が複数あることを確認)
  8. そのうち、正定解に対応する状態フィードバックが閉ループ系を安定化する(A-BFの固有値の実部がすべて負になる)
  9. 最適制御⇒安定かつJが最小

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第6回(2012.12.14) §9.1状態観測器の構造、§9.3併合系の固有値

  1. 状態観測器の必要性 ... 状態フィードバックから出力フィードバックへ
    • 方法1: u = -F y ... 静的出力フィードバック
    • 方法2:状態観測器?(演習9.1) + 状態フィードバック
    • 方法3:状態観測器((9.3)式, 演習9.2) + 状態フィードバック
  2. 方法1で安定化できない例
  3. 方法3((9.3)式が状態観測器であることの証明 (方法2は状態観測器でない)
  4. 可観測性
  5. 演習9.3' ... L を求める練習
  6. 併合系(方法3の制御系)の固有値 = (A - B F の固有値) + (A - L C の固有値)

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第7回(2012.12.21) 期末テスト, 授業アンケート実施


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