TeXの数式をPowerPointに貼り付けるためのアドインです.PowerPoint2010,2007,2003,2000に対応しており,64-bit OS対応版もあります.
使用に関して以下の環境が必要です.
- Windows2000以降
- PowerPoint2000, 2003, 2007, 2010
- LaTeX(TeX一式)
ファイルは以下のサイトからダウンロードできます.
TeXの数式・図式をPowerPointに貼り付けるためのアドインです.PowerPoint2007とPowerPoint2010で動作確認が行われており,以下の特徴があります.
- EPSもEMFも経由せずに数式の貼り付けを行う
- フォントの埋め込みが可能
- コンパイル回数の指定が可能
- 日本語にも対応
- 日本語フォントの指定が可能
- 画像への変換が可能
使用に関して以下の環境が必要です.
- platex(TeX一式)
- .NET Framework 3.5以降
- Microsoft Visual Studio Tools for the Microsoft Office system (Version 3.0 Runtime)以降
ファイルは以下のサイトからダウンロードできます.
上記サイトからダウンロードしたファイルを解凍して得られるインストーラを使用してインストールします.インストーラをダブルクリックしてインストーラを起動します. 「Next」を押して次に進みます.
Install TorasenLab LaTeXBox2e for yourself, or for anyone who uses this computer:ですべてのユーザにLaTeXBox2eを使用できるようにするには"Everyone"にチェックマークを,自分だけで使用する場合には"Just me"にチェックマークを付けてください.
「Next」を2回押してインストールを完了させます.
.NET Framework 3.5以降がインストールされていない場合は,Windows Updateを実行して,インストールしてください.Microsoft Visual Studio Tools for the Microsoft Office system (Version 3.0 Runtime)がインストールされていない場合は,以下のサイトからファイルをファイルをダウンロードしてインストールしておきます.
- Microsoft Visual Studio Tools for the Microsoft Office system (Version 3.0 Runtime)以降
- Microsoft Visual Studio Tools for the Microsoft Office system 3.0 Runtime セットアップ : vstor30.exe
AspellはIspellに機能を追加した新しいスペルチェッカで,TeXの命令を無視する機能があります. 英語以外にもドイツ語・フランス語・ギリシア語・ロシア語などにも対応しています(ただし,それ用の辞書をインストールしておく必要がある).
次のWebサイトからAspell本体(Aspell-(任意の数字)-Setup.exe)と英語辞書(Aspell-en-(任意の数字).exe)をダウンロードします.
&ref(): File not found: "aspell_download.jpg" at page "PowerPointとの連携";
Aspell本体(Aspell-(任意の数字)-Setup.exe)をダブルクリックでインストールを開始すると,セキュリティ警告が表示されますが「実行」を押して進めます.
インストーラが立ち上がるので,指示に従い「Next」を押して行きます.
&ref(): File not found: "aspell_install1.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "aspell_install2.jpg" at page "PowerPointとの連携";
&ref(): File not found: "aspell_install3.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "aspell_install4.jpg" at page "PowerPointとの連携";
「Next」を4回押して進めると,Aspellのデスクトップアイコンを作成するか,マウスの右クリックでの「送る」にリンクを作成するか聞かれるので,必要に応じてチェックマークをつけます.
&ref(): File not found: "aspell_install5.jpg" at page "PowerPointとの連携";
「Next」を押すとインストールを開始するかどうかを聞かれるので,「Install」を押してインストールを開始ます.
&ref(): File not found: "aspell_install6.jpg" at page "PowerPointとの連携";
インストールが終わると,Aspellに関する情報が表示されるので,「Next」を押して先に進みます.最後に「Finish」を押してインストールを終了します.
&ref(): File not found: "aspell_install7.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "aspell_install8.jpg" at page "PowerPointとの連携";
Aspell用の英語辞書(Aspell-en-(任意の数字).exe)をダブルクリックでインストールを開始すると,セキュリティ警告が表示されますが「実行」を押して進めます.
辞書のインストール時に
replace TmpInstall/Copying? [y]es, [n]o, [A]ll, [N]one, [r]ename:と聞かれることがありまが,「A」と入力してEnterキーを押しておきましょう.
インストーラが立ち上がるので,指示に従い「Next」を押して行きます.
&ref(): File not found: "dictionary_install1.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "dictionary_install2.jpg" at page "PowerPointとの連携";
&ref(): File not found: "dictionary_install3.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "dictionary_install4.jpg" at page "PowerPointとの連携";
「Next」を4回押して進めると,インストールを開始するかどうかを聞かれるので,「Install」を押してインストールを開始ます.最後に「Finish」を押してインストールを終了します.
&ref(): File not found: "dictionary_install5.jpg" at page "PowerPointとの連携"; &ref(): File not found: "dictionary_install6.jpg" at page "PowerPointとの連携";
コマンドラインからも使用できるように,PATHを必要に応じて設定します.デフォルトでは,Aspellのインストール先のディレクトリ(C:\Program Files\Aspell\bin)を追加しておきます.