実験装置の外観





ダクト下流側出口.蓋をつければ閉口端の条件で実験可能.


2次音源用スピーカと,エラーマイク.


2次音源用スピーカの蓋を取り外したところ.スポンジが詰まっている.


さらにスポンジを取り除いたところ.


電源,回路周辺.


一次音源用スピーカ(右)と,リファレンスマイク(左).
二次音源用スピーカと同様,スポンジを詰めてある.


マイク用アンプ(上)と,スピーカ駆動用パワーアンプ(下).


4現象オシロスコープ(上)と,プログラマブルフィルタ(下).
フィルタは,500Hz のローパスフィルタとして使用.


直流安定化電源.マイク用アンプに±12V,パワーアンプに+12V を供給.


D/A ボードコネクタに接続された信号結線用のボード.
青のワニ口は GND, 赤は 2 次音源駆動用,青は 1 次音源駆動用.
いずれも LPF を通ってから,パワーアンプに入力される.


A/D ボードコネクタに接続された信号結線用のボード.
オシロのプローブでごちゃごちゃしているが,エラーマイクとリファレンスマイクのアンプ出力が接続されている.
(マイクの出力にかける LPF は省略)


実験用 PC.ハードディスクレス.Red Hat Linux 8.0, カーネルは 2.4.18-rtl3.1 を使用.


PC背面の様子.下から,LAN ケーブル(水色),A/D ボードコネクタ,D/A ボードコネクタ.

おまけ:

初期の消音制御実験装置.
平成14年度オープンハウスで配属された高専4年生が,なにもない状態から 5 日かかりで装置製作,実験まで一通り行った.
現在はスピーカとマイクが取り外された状態で眠っている.
奥側に一次音源スピーカ,手前に二次音源スピーカをダクトに対向させて取り付けていた.
中央の穴は,後に二次音源スピーカを取り付け用にあけたもの.
ダクトは,換気システム用に実際に施工されるフレキシブルダクト(直径10cm)を使用,周囲騒音の影響を低減する目的で,ダクトの周囲をグラスウールでくるんである.
現在の実験装置の基礎となった.感謝.


Yasuhide Kobayashi
Last modified: Wed May 14 22:16:55 JST 2003