消音制御系の性能評価

消音制御の結果(result.dat)から,時間応答と FFT 結果を表示します.

以下の作業は Matlab 上で行います.

  1. 実験結果のデータ result.dat を読み込む

    まず,次のように入力して,データを読み込みます:
    >> load result.dat;
    	
    正しく読み込めたかどうか確認します:
    >> result
    (略)
        9.9982   -0.0685   -0.1343    1.1918   -3.3008
        9.9984   -0.0709   -0.2319    1.2083    1.3125
        9.9986   -0.0929   -0.3320    1.0814   -3.2047
        9.9988   -0.0660   -0.4004    0.8789    0.5954
        9.9990    0.0292   -0.4077    0.6372   -2.9008
        9.9992    0.1342   -0.3516    0.3738   -3.8228
        9.9994    0.1805   -0.2222    0.0964   -1.6875
        9.9996    0.1586   -0.0537   -0.1833   -2.9881
        9.9998    0.1512    0.1318   -0.4433    1.1970
    	
    result.dat は 5 列あり, 左から,制御開始からの時間,エラーマイク出力,リファレンスマイク出力, 制御入力,外乱入力となっています.


  2. 消音制御結果をグラフに表示する

    次のように入力してください:
    >> perf_time
    	
    z, y, u, w の時間応答のグラフが 4 枚表示されます.
    グラフを見て,制御ありとなしの場合で何がどう違うか,考察してください.

  3. 周波数分析(FFT)

    次のように入力してください:
    >> perf_fft
    	
    result.dat のうち,制御なしの場合として 1〜5 秒の 4 秒間のデータを, 制御ありの場合として 6〜10 秒の 4 秒間のデータを FFT 分析します.
    z, w, z/w のグラフが表示されます. 消音制御性能の予測結果と比較,検討してください.


Yasuhide Kobayashi
Last modified: Thu Aug 7 00:13:46 JST 2003