ノミナルプラントを求める
周波数応答データ(spk1.dat, spk2.dat) を近似して,
ノミナルプラントの伝達関数を求めます.
伝達関数の近似は,部分空間同定法という手法を用いて,自動的に行われます.
以下の作業は Matlab上で行います.
- nominal.m を実行する.
つぎのように入力してください:
>> nominal
(しばらく時間がかかります)
周波数応答実験の結果を近似して,4 つの伝達関数 Gzw(s), Gyw(s), Gzu(s), Gyu(s) を求め,その Bode 線図を周波数応答実験結果に重ねて表示します.
実験点(青)と近似曲線(赤)が大体重なっていることを確認してください.
約 50Hz 以下の低周波域と約 500Hz 以上の高周波域では,両者は重なっていなくても構いません.
実行例:
Gzw の周波数応答(実験結果,青点)とノミナルモデルの Bode 線図
Gyw の周波数応答(実験結果,青点)とノミナルモデルの Bode 線図
Gzu の周波数応答(実験結果,青点)とノミナルモデルの Bode 線図
Gyu の周波数応答(実験結果,青点)とノミナルモデルの Bode 線図
Yasuhide Kobayashi
Last modified: Thu May 20 13:58:46 JST 2004