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●fig2.bmp ... 回路の基本的な構成はこの図の通りです.ただし,当日展示し
ていた装置では,以下の点が異なります:
・騒音源も制御音源と同様,ダクトに直交させて配置し,ダクト両端は開口
・Ref Mic にもローパスフィルタを接続
・騒音源にもパワーアンプとローパスフィルタを接続し,PIC で駆動

●fig5.jpg ... PICプログラマとして使用した秋月電子の AKI-877ICEキット

●fig6.bmp ... ANCボードの PIC 周辺の結線図
・ラダー回路により,8bit の D/A を構成しています.
・Err Mic の記載ありますが,実際には使用していません.Err Mic は
PC でコントローラを設計する際にのみ使用しています.

●その他
・ローパスフィルタは500Hz4次バターワース型で,マイク用とパワーアンプ用
で共通
・パワーアンプには (有)エスケイ電子のキット TW-144 を使用(別のスピーカ
を駆動する場合も考えて,かなりオーバースペックです)
・PICは 16F877
・マイク用プリアンプでは,オペアンプを使ってゲイン10倍のアンプを構成

蛇足ですが,PICで騒音を生成する部分は,本学で実施しておりますオープン
ハウスで当研究室に配属された小山高専の4年生に作ってもらいました.
研修テーマ名「PICマイコンを用いたダクトの能動騒音制御教材の製作」で,
5日間で0から装置一式を製作するというものです.最終日に完成品を持ち帰っ
てもらう予定だったのですが,計画に少々(かなり?)無理があり,残念ながら
最後の詰めが間に合わず,こちらで最終調整したものをこれから郵送すること
にしています.
来年以降も実施する予定のため,今年の反省を踏まえて,製作方法をわかりや
すく整理してウェブ公開しようと考えております.


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