注意:
このページは、本コースの概要を紹介するためのページです。
実際に演習に使用する MATLAB コースホームページは こちら です。
1.
演習の目的
本演習は行列計算に優れた数値計算言語MATLABの基礎を習得し,倒立振子の安定化問題を扱うことにより,フィードバック制御系設計の基礎を理解することを目的とする.またさらにシミュレーションソフトSIMULINKとその可視化に関するスキルも習得する.
具体的には以下の理解,およびスキル習得を目的とする.
- 制御系設計の概要
- MATLAB
- SIMULINK
- 倒立振子の原理と数理モデル
- フィードバック制御系の安定性
- SIMULINKを用いたアニメーションの作成
2. 演習内容
詳細は、 MATLAB コースホームページ を参照してください。
i. MATLAB,SIMULINKの基本操作
- MATLAB の起動方法
- MATLABの簡単な使い方
- m-file
- 図の保存方法
- 行列と線形代数
- SIMULINKの基本的な使い方
ii. 倒立振子のフィードバック制御
不安定系の典型である倒立振子の安定化を題材にして,
MATLAB, SIMULINK
を使った制御設計,シミュレーションの方法等を習得します.
倒立振子のデモが用意されているので,これを使って概要をつかんだ後,
リンクを 1
つ増やした 2 重倒立振子を作り,
この安定化制御に取り組んでもらいます.
倒立振子の制御系(SIMULINK のデモ)
倒立振子のシミュレーション(デモの実行画面)
2 重倒立振子
3. 学習の形態
- すべて個人作業.グループは作らない.個人での学習,発表