未知システムの伝達関数(以下, とする)を同定するための手法の一つ
として,
周波数応答法がある.
周波数応答法では,未知システムにある周波数
の正弦波
を入力
し,その出力
を観測する.
未知システムの非線形性が弱く,ほぼ線形系とみなせるような場合には,
出力信号
も同一周波数
の正弦波となり(図3),
未知システムの伝達関数
は,入出力信号の振幅比(出力/入力)
と
位相差(入力に対する出力の進み)
によって,
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各課題に対する作業手順の詳細は,以下の URL を参照のこと:
http://multi2.nagaokaut.ac.jp/~kobayasi/ANC/